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2017年4月29日土曜日

大手6金融、東芝巡り損失2000億円超 融資は継続へ

 大手金融機関が2017年3月期決算で東芝に関連した損失を計上する。将来の損失に備え貸倒引当金を積み増すなど、損失額は大手6金融グループで2000億円を超える見込み。銀行団の中核を占める大手行の損失は純利益(予想額)の1割にとどまり、資金繰り支援を継続する構え。ただ、足並みに乱れが生じる恐れも出始めた。

東芝主力行のみずほ銀行と三井住友銀行の貸出額は3月末でそれぞれ1800億円弱、三井住友信託銀行は約1200億円。三菱UFJフィナンシャル・グループは傘下の三菱東京UFJ、三菱UFJ信託の2行で計1600億円程度に上る。銀行は融資先の信用に応じ債務者区分を設定し、現状は正常先に次ぐ「要注意先」が多い。
 4グループは業況の厳しい取引先に適用する「個別貸倒引当金」を積む方向。各グループとも数百億円に上昇し、従来の数十億円より大幅に増加する。三菱UFJはより厚めで700億円台のもようだ。
 東芝の5位株主の第一生命保険、同6位の日本生命保険は保有株で損失を計上する。2度にわたる決算発表の延期と債務超過への転落で東芝株は今年3月末に241円まで下落した。帳簿上の価格を時価に合わせて切り下げる減損処理に踏み切る方針で、損失額は2社で計350億円前後となるもようだ。
 東芝を支える中核金融機関は取引を継続する構えだ。ただ、債務超過解消のカギを握る半導体事業の売却手続きを慎重に見極めている。
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これで、銀行株が上昇するとなると意味がわからなくなるなぁ.....(-_-;ウーン
北朝鮮リスクも大きくなる状況だしね(-_-;ウーン
両方とも、織り込み済みと言われると何も言えなくなるんだけどねぇ(T_T)

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