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2016年2月6日土曜日

マイナス金利効果、早くも消える…円高・株安で

5日の東京金融市場は、米景気の先行き懸念などで円高と株安に歯止めがかからなかった。
 いずれも、日本銀行がマイナス金利の導入を決める前の水準で取引を終えた。マイナス金利の導入決定による効果は1週間で、ほぼ打ち消された格好だ。
 5日の東京外国為替市場の円相場は、米経済の先行き不透明感で、米連 邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが緩やかになるとの観測から、ドルを売り、円を買う動きが強まった。一時1ドル=116円台半ばまで円高・ドル 安が進んだ。午後5時、前日(午後5時)比1円13銭円高・ドル安の1ドル=116円81~83銭で大方の取引を終えた。
 日本銀行が前週末にマイナス金利の導入を決め、いったんは円安・ドル高が進んでいた。だが、その後は世界経済の不透明感などで、比較的安全とされる円が買われている。野村証券の尾畑秀一氏は「米国景気の先行きに対し、慎重な見方が出ている」と指摘する。
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前日に書いたブログで黒田総裁のマイナス金利政策がうまく行かなかった事を
分かりやすく書いてある記事を見つけたので載せて見ました。

個人預金にマイナス金利はないと黒田日銀総裁は言っていますが、銀行も定期預金の金利を普通預金の利率と同じにする方向に動いているようなので、マイナスにならなくても
金利は着実に下がっている状況です。
なので銀行に預けたくない状況が出来つつあります。
そうなると銀行資産が減少すると貸し出せるお金も減ることになり、最悪の場合は
資金回収のために返せない企業から貸しはがしをするような事が起こりそうです。
銀行には自己資本率BIS規制(バーセル合意)があるので

 自己資本率 8%以上 銀行が国外で仕事をする場合、これ以上なければいけない。   自己資本率 4%以上  銀行が国内で仕事をする場合、これ以上なければいけない。
バーセル合意があるので銀行にも足かせがあります。

さて、このまま株価が下がるとなると銀行の自己資本も減ることになり、厳しい状況になりそうです。(´・ェ・`)アボーン
 

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