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2016年2月2日火曜日

黒田マイナス金利、適用対象30兆円、民間銀行はどう動く、その影響は

日銀がマイナス金利の導入を決めた。民間銀行が日銀にお金を預けることに事実上ペナルティーを課し、余剰資金を市場にあぶり出す金融緩和策だ。マイナス金利の適用対象は30兆円規模になるとみられる。銀行は果たしてその資金をどうするのか。そしてその影響は-。 
日銀は景気浮揚や物価上昇を狙い一部の当座預金にマイナス0.1%金利を16日から適用する。関係者によれば、黒田東彦総裁が打ち出した新たな緩和策の対象となる当座預金は当初、10兆-30兆円となる見通しだ。北欧で先に導入された例も踏まえ、予想される銀行の行動や影響を専門家などに聞いた。
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1.国内貸し出しの拡大
企業の実際の資金需要が大きくないので融資は拡大が厳しいと思われています。
2.さらなる国債の購入
短・中期国債はすでに金利がマイナス圏に突入して投資対象になりにくい用です。
地銀を中心に超長期国債への投資が増える可能性があると思われています。
3.その他有価証券の購入
今後はプラスの利回りを求め外債に向かう可能性もありますが、為替リスクもあるので国内のJーREIT、社債、CPも投資先になりそうだと言われています。
4.預金者への負担転嫁
今朝の朝日新聞にも出ていましたが、定期預金が普通預金の利率を変わらなくなるような記事が出ていました。こうなると、資金調達も難しくなるのかもしれません。
5.海外業務の強化
アジアや新興国への海外事業展開も増えるけれど、世界経済の鈍化や資源価格の下落でリスクも懸念材料でメガバンク以外は事業展開は厳しいと思われています。
6.現金で保有
日銀によるマイナス金利政策で銀行は「たんす預金」が出来なくなったので(日銀への当座預金)これは無いだろうと思われいます。
7.経費削減
邦銀従業員の給与引き下げもあるかもしれないと思われています。
8.合従連衡
大手銀行が小規模地銀を買収する可能性も出てくるかもしれないと思われています。

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30兆円かぁ.....
この資金の流れがどこに行くのか気になります。
三菱UFJ(8306)は自社株購入して欲しい(T_T)

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