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2017年12月31日日曜日

トヨタEV技術開発、7社連合に

 スズキやSUBARU(スバル)、日野自動車、ダイハツ工業はトヨタ自動車が主導する電気自動車(EV)の基盤技術の開発会社に合流することを決めた。新たに参加する4社は2018年1月から技術者を派遣する。最新のEV技術を共有し、小型車、中型車、商用車など各社が強みをもつ車種に必要なEVの技術開発を加速する。商品化で先行する欧米勢や中国勢に対抗する。

 トヨタ、マツダ、デンソーが9月に設立した「EVシー・エー・スピリット」の開発に4社が加わる。30日までに合意した。
 新たに参加する4社は1月から順次、技術者を派遣するほか、研究費用も負担する。4社はそれぞれ5人程度を送る見通しで、新会社の技術者は現状の約1.5倍の約60人に拡大する見込みだ。
 小型車を得意とするスズキやダイハツのほか、中型車中心のスバル、商用車の日野が加わることで、幅広い車種に活用できるEVの基盤技術を構築しやすくなる。
 トヨタが90%、マツダとデンソーがそれぞれ5%という現状の出資についての変更は今回の合意内容には含まれない。
 海外勢では、独フォルクスワーゲン(VW)は18~22年に電動化を中心とする次世代技術に340億ユーロ(約4兆5千億円)を投資する。独ダイムラーもEVの車両や電池の開発・生産に対する大規模投資を進行中だ。
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これに日産が加われば、もっと強い組織になりそうですがトヨタも本気になっている感じがします。
今、トヨタの主流のハイブリッド車はガラパゴス化に陥る危機になっているのが主因のようです。水素で走る燃料電池車も水素ステーションの問題もありこれも主流の技術にはならない同様の問題を抱えているようです。
中国市場がEV以外認めないような発言もあり、ノルウェーやオランダも2025年からガソリン・軽油車の販売を禁止すると決めたので、世界の流れはこちらに動きそうです。

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