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2018年2月3日土曜日

米国株、ダウ反落し665ドル安、9年2カ月ぶり下げ幅 金利上昇を警戒

2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3日ぶりに反落し、前日比665ドル75セント(2.5%)安の2万5520ドル96セントで終えた。下げ幅は2008年12月1日以来、9年2カ月ぶりの大きさ。市場予想を上回る米雇用統計を受けて米長期金利が上昇。株式の相対的な割高感が意識され、幅広い銘柄に売りが優勢となった。

 雇用統計では非農業部門の雇用者数は前月比20万人増と市場予想以上に増えた。物価動向を占う材料となる平均時給は前年同月比2.9%上昇と上昇率が前月から拡大し、09年6月以来の大きさだった。米利上げペースが速まる可能性が意識され、長期金利の指標となる10年物国債利回りが一時2.85%とほぼ4年ぶりの水準に上昇。株価の割高感が意識された。

 四半期決算が振るわなかった銘柄の下げも響いた。前日夕に発表した決算で「iPhone(アイフォーン)」の販売台数が市場予想を下回ったアップルは4%下落。石油のエクソンモービルとシェブロンは2日発表した決算で特別項目を除く1株利益がともに市場予想を下回った。両社株には失望売りが膨らみ、ともに5%超下げた。

 米政治を巡る不透明感も手じまい売りにつながったとの指摘があった。米共和党は2日、トランプ米大統領周辺とロシアとの不透明な関係を巡る疑惑の捜査が偏向していると指摘する機密文書を公開した。文書公開が米政治に与える影響を週末に見極めたいとする投資家が多かった。
 ダウ平均は午後に一段安となり、下げ幅は一時696ドルに達した。ダウ平均を構成する30銘柄はすべて下げた。
 ナスダック総合株価指数は続落し、同144.917ポイント(2.0%)安の7240.946で終えた。決算で売上高や営業利益が市場予想を大きく上回ったアマゾン・ドット・コムは上昇したが、特別項目を除く1株利益が市場予想に届かなかったアルファベット(グーグル)などが売られ指数を押し下げた。
 業種別S&P500種株価指数では全11種が下落した。「エネルギー」が4%と大きく下落。「IT(情報技術)」「素材」の下げも大きかった。
 決算と同時に示した見通しが慎重と受け止められたクレジットカードのビザが下落。決算で売上高が市場予想を下回った製薬のメルクも安い。金融のゴールドマン・サックスや化学のダウ・デュポンも売られた。
 一方、決算が黒字に転じたソフトバンク傘下の米携帯電話スプリントは5%上昇した。決算発表を受けて業績持ち直し期待が強まった玩具のマテルも上げた。
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(ノ゚⊿゚)ノびっくり!!
雇用統計が良かった結果、逆に金利の引上げに入る思惑でダウが暴落とは....(皮肉だ
雇用が良くなれば普通、株価も上昇なんですけどね(・∀・;)
金利引上げとなれば市場からそちらに流れる資金も大きくなるのを見越した動きですね。
まぁ、金利は低くてもリスクは無いしね(´・ω・`)

これが日本市場にどう影響されるのか?
ダウと共に下落なのか?
でも、円安に大きく動きましたので逆に反発?(-ω-;)ウーン

ただ、銀行株は上がるにはいい情報でしょうね(´・ェ・`)アボーン
売建が多いから自分には厳しい状況です(ノ_-;)ハア…

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