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2014年12月26日金曜日

建設・機械株高が映す真の「安倍相場」先取り意欲

  株式市場は早くも2015年。26日売買分から来年の受け渡しとなる新年入りした。外国人投資家の多くはクリスマス休暇で不在のため、日経平均株価は25 日終値(1万7808円)を挟み狭い値幅で上下する方向感のない展開となった。その中で目立ったのが建設や機械関連の上昇。そこから読み取れるのは来年に 向けた投資家の先取り意欲だ。
 「14年の相場を一言で総括するなら『黒田相場』」。投資助言会社ケイ・アセットの平野憲一代表は振り返 る。10月31日の日銀追加緩和が年末株高を演出し、3年連続の上昇につながった原動力であるのは間違いない。では15年はどうか。「政府の成長政策がけ ん引する『安倍相場』になるか正念場だ」と、平野氏はみる。2012年11月の衆院解散を起点とする上昇相場も「安倍相場」とはやされてはきたが、所詮は 金融政策と財政出動に支えられた流動性相場。国債格下げなどを経て、いよいよ手詰まり感が濃くなるなか、来年の相場の原動力を求めるとするとアベノミクス の第3の矢、すなわち成長戦略しかないという意味だ。
 26日に物色された銘柄群からも、成長戦略再起動への期待が見て取れる。27日にも 新たな経済対策の閣議決定が予定されており、地方創生の名の下にインフラ整備に伴う需要拡大が見込まれる。26日は大成建や前田建など建設株が年初来高値 を更新した。「建設関連は東京五輪が開かれる2020年まで需要増が見込まれ業績改善期待が大きい。息の長い投資テーマとなる可能性がある」(しんきんア セットマネジメント投信の藤原直樹運用部長)。単なる公共投資特需ではなく民需も巻き込んだ巨大な市場拡大の恩恵を受ける銘柄選びが進んでいる。
  この日、堅調さが目立ったもう一つのセクターが機械株だ。ファナックやアマダ、SMCなど設備投資関連銘柄も物色された。経済産業省が26日に発表した 11月の鉱工業生産指数は3カ月ぶりに低下したが、「同時に公表された生産予測調査で、設備投資や生産に先行きの明るさがでている」(SMBC日興証券の 牧野潤一チーフエコノミスト)ことが上昇のきっかけとなった。
 法人実効税率の引き下げが実現性を増し、「15年は実際に企業が設備投資を 増やすとの思惑が強まった」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)ことも後押し材料となった。藤戸氏は「新年入り早々、中長期資 金を運用する国内外の機関投資家が先取りで設備投資関連株に実需の買いを入れている」とみる。もっとも建設や機械株は、10月末の日銀追加緩和以降の円安 進行局面で物色された輸出関連株に比べると出遅れ感があり、「循環物色の範囲内」(松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト)との見方もある。
 薄商いの中でも虎視眈々(たんたん)と15年相場を先取り物色する投資家たち。果たして今度こそ成長戦略が動き出し、関連企業の業績に反映される好循環が生まれるのか。来年の今ごろには答えがでているはずだ。
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そーだった.......すっかり忘れていた.....Σ(゚∀´(┗┐ヽ(・∀・ )ノ忘れるな!
2020年は東京オリンピックだった(-_-;)
当然、来年も建設 や関連する企業も動きがあるはず。
新国立競技場もまだ出来ていない(^^;)
インフラ整備も今以上に進む事や、おもてなしの為に外国人を迎えるために色々な事を考えるはず....
そう考えると日経平均が2万円台は 確実かもしれない.......
いや、日経平均が暴落することの方が考えにくい......(´・ェ・`)アボーン
売方で攻めるのは危険だった........(;´д`)トホホ…
ま、保有している銘柄は関係はしていないけれど......連れ高はあるかもしれない(-_-;)
逃げれない以上、棘の道を逝くことになりそうだ.......(苦笑
無線ネット接続の拡大は
 

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