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2017年7月22日土曜日

NY円、4日続伸 1ドル=111円05~15銭で終了、米政治に警戒感

21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続伸し、前日比80銭円高・ドル安の1ドル=111円05~15銭で取引を終えた。一時111円01銭と6月22日以来ほぼ1カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けた。対ユーロでドルが売られ円買い・ドル売りに波及したほか、米国内の政治を巡る不透明感が強まったこともドル売りにつながった。
 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が20日に今秋にも金融政策の正常化に踏み切る姿勢を示した。総裁が最近のユーロ高への懸念を強調しなかったこともあり、ドルに対するユーロ買いが続き、円買い・ドル売りにつながった。
 トランプ米大統領やその周辺とロシアとの関係を巡る疑惑を捜査するモラー特別検察官がトランプ氏のロシア事業を調査すると報じられた。トランプ氏はモラー氏に強く反発する姿勢を示しており、同問題が深刻化するとの懸念が強まった。政権発足時から大統領報道官を務めてきたスパイサー氏が辞任したと伝わり、政権運営の不安定さも意識された。景気刺激策などトランプ氏が掲げる政策運営に影響するとの警戒感からドルが売られたとの指摘があった。
 ドイツなどの欧州国債の利回り低下につれる形で米長期金利も低下し、日米の金利差縮小の見方から円が対ドルで買われた面もあった。
 円の安値は111円55銭だった。
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少し円高に動いています(-ω-;)ウーン
大統領報道官を務めてきたスパイサー氏が辞任もニュースになってますね。
モラー特別検察官がトランプ氏のロシア事業を調査もどこに着地するのやら?
月曜日も円高に動くなら日経平均も上値が抑えられそうです。

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